[DE:]Fanastasis

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概要

  • 発見を楽しむ、探索メインの長編RPG

  • 無数の隠し通路、隠し扉と宝箱

  • 死者の残留思念を覗いて、情報を獲得

  • 通常戦闘はすべて任意、多数の攻略ルート

  • 断片的な情報を繋ぎ合わせ、解き明かされるストーリー

プレイ時間

  35~85時間 (本編20~55時間、本編後シナリオ15~30時間)

制作ツール

  RPGツクールVXAce

 これより先はゲームシステムの説明であり、冒険を進めるなかで把握していくこともできる。
 手探りで旅を進めたい場合は、「通常版との違い」までスキップが推奨される。

「発見」が散りばめられたマップ探索

 王国には 無数の隠し扉、隠し通路 がある。
  手掛かりは必ず存在 し、それは地形の見た目の違和感か、あるいは死者の記憶かもしれない。

 また、 互いに繋がった数多のダンジョン にはそれぞれ 固有のギミック が存在する。
 道が塞がれている時もあれば、 解かずに別の方法で回避 できることもあるだろう。

 隠された場所では 宝箱が見つかる こともあり、赤い宝箱からは 装備品 が得られる。
 道中では 仲間を得る こともでき、旅に必要な資源は ほとんど探索で得ることができる

失われた 記憶を探し出し 、再誕せよ

 あなたは見知らぬ空間「牢獄の間」で目を覚まし、少女エメルダと出会う。

 あなたの肉体は既に死に、今は記憶を失った「スピリット」だと、彼女は言う。
 そして、すべての記憶を取り戻した時、
 「復活の儀式」は完遂し、あなたは「真の姿」を取り戻すという。

 あなたは少女から「転送のオーブ」を受け取り、
 荒廃した小国カノン王国に降り立ち、記憶を探し始める。

記憶のオーブを探そう

 物語の大きな目的は、 4つの「記憶のオーブ」 を探し出すことだ。 順番は問われない
 徐々に広がる探索範囲から、 手掛かりを元に探してもいいし、気の向くままに探索してもいい

 しかし、荒廃した王国の探索は常に危険と隣り合わせだ。
 まずは 最初の仲間「召喚のオーブ」 を探すところから始めてみよう。

残留思念で情報を得よう

 各地に漂う 「残留思念」 から、情報を得ることができる。
 時にそれは攻略の手掛かりとなったり、思わぬ人物の 真実 を知るきっかけになる。
 もしくは、ただの土地の逸話、死者の断末魔でしかないかもしれない。

 いずれにせよ、それは荒廃した王国で得られる 貴重な情報源 であることに変わりはない。

 オプション機能により一度覗いた残留思念に 既読印 を付ければ、 探索の道標 にもなる。
 また、探索の手掛かりになる残留思念の内容は、 自動的にメモ に記録される。

情報は互いに繋がっていく

 残留思念から得た情報は、時折 他の場所で得た情報と繋がる ことがある。
 全てを覚えておく必要はないが、些細な情報も頭の片隅に置いておけば、
  思わぬ発見 が得られるかもしれない。

ボス以外の戦闘はすべて自由

 探索を妨げる魔物は、 ギミックで避けてもいいし、ビルドやレベルで蹂躙してもいい

 探索で十分な装備や仲間を得ていれば、道を塞ぐボスも レベル上げせずとも倒せる だろう。
 また、 幾つかのボスは戦うことすら必要ない かもしれない…

 力を求める者は レベルを上げれば、純粋なパワーで魔物を薙ぎ倒すことができる はずだ。
 ただし、通常の魔物に固有のドロップアイテムなどは存在しない。
 冒険が進めば探索で得た資源を使って、 仲間のレベルを一瞬であなたに近付けることもできる

 すなわち、この地で過剰な 魔物狩りを求められることはない

基本機能

 この地では全てを教えてくれる者はおらず、基本的には 自ら探る ことが求められるが、
 助けとして より探索に注力できる機能 がメニューのシステムから使える。以下は一例。

 ・ マッピング :一度歩いたところは 自動的に簡易のマッピング をしてくれる。
 ・ 戦利品ログ :手に入れたアイテムを順番に 8000個まで遡って確認 できる。
 ・ オートメモ重要な情報、鍵のかかった扉を自動的に記録 し、完了後にチェック済みになる。
 ・ 倉庫転送  :所持制限を超えたアイテムは 自動的に倉庫に送られる
 ・ 自動補充  :消費したアイテムは、拠点に帰れば倉庫から 自動的に所持制限まで補充 される。

 また、様々な場面で スキップや高速化 ができる。

 ・ オート戦闘
 ・戦闘の 早送り機能
 ・メッセージの 瞬間表示
 ・各地の中継地点への ショートカット

 ただし、 拠点へ一瞬で帰る方法は「死」のみ になる。帰り道は把握しておこう。

理智のオーブ

 冒険が進めば、リソースを使って 探索用の特別な能力 を習得できる。以下は一例。

 ・ 敗北者の血文字 :死者の血から ボスの情報 を得ることができる。
 ・ 古代言語学古代の言葉 を習得できる。
 ・ 戦略的撤退逃走率 が僅かに上昇する。
 ・ 料理&調合 :素材を組み合わせて 戦闘に役立つ消耗品を作成 できる。
 ・ 地図職人王国の全体像 を見ることができる。

アップグレード式のマルチエンディング

 物語の結末は、 あなたの決断によって段階的に変化 していく。
 プレイ時間や通常敵の撃破数、図鑑の進行度、難易度などによるエンド分岐はない。
 重要な決断の前に記録を分けておけば、 1周で全ての結末を見ることができる

 また、どこを旅の終わりとするかは、あなた次第だ。

要素の回収はいつでも可能

 進行で取れなくなるアイテムや狩れない魔物はおらず、 クリア後に全て回収することができる
 周回の引き継ぎ要素が存在せず、2周目限定のイベントやアイテムもないため、
 各 要素の回収のために周回が強制されることはない

  好奇心の赴くままに 、探索しよう。

 これより先はゲームシステム以外の説明になります。
 ゲームの方向性の把握などにご利用ください。

通常版とDE版

 [DE:]Fanastasis(DE版)は、「Fanastasis」の通常版(フリー)に、
  新要素、便利機能、見た目の変更などを追加したバージョン です。

 通常版の要素はほとんど含まれているため、 初プレイでも問題なくプレイできます
 (本編のボリュームが増え、便利機能によってより 遊びやすく なっています)

 ストーリーやエンディングは通常版と同じなので、そちらでも大まかな内容は把握できます。
 通常版からDE版へセーブの 引き継ぎができます動作確認や体験版 としてもご利用ください。

[DE:]の主な方針

 ・通常版のテイストを過度に崩さず、 見た目、構成などをよりイメージに合ったものに する。
 ・ボリューム過多や複雑さなどの理由で 追加を控えていた要素を追加 する。
 ・制作時期が早い 「本編」の質を「追加シナリオ」に近づける
 ・探索により集中できる機能を追加する。
 ・あくまでも別バージョンであり、 メインストーリーやエンディングは変更しない

通常版からの変更点

 ・ほとんどの マップの見た目を変更
 ・本編に新しい 寄り道マップを追加 、既存のマップを リメイク 。(合計6エリア程度)
 ・新マップ、既存マップの両方に 残留思念を追加
 ・本編に 12体のオマケボス を追加。
 ・ 新しいアイテムを100個 ほど追加。
 ・メモやステート情報など探索や戦闘時に役立つ 便利機能を追加
  ※ほとんどの追加や変更は本編部分になります。

偏りのあるゲーム要素

 ・エンディングを除き、操作できない 強制イベントがほぼありません
  また、一方的にストーリーが与えられる場面やクエスト要素はほぼありません。

 ・ 稼ぎやしらみ潰しなどの繰り返し要素は必要ありません
  トレハンや「育成自体を目的とした育成」の要素はなく、
  探索は総当たりでも突破できますが、基本的には 何らかの手掛かりがあります
  全ての装備品は探索で手に入り、それらは 組み合わせや状況 により大きな効果を発揮します。

 ・ アクション要素がメインのマップはありません
  一部のアクション要素があるギミックは、 他の方法でも突破することが可能 です。

 上記の方針により、 プレイ中のほとんどの時間は「探索と発見」 の要素が占めます。
 そのため、 好奇心の赴くままに探索し、発見していくことを好む プレイヤーにオススメです。

コンプリート要素は任意

 アイテムや魔物の図鑑要素を 100%にして得られるものは記念アイテムのみ です。
 また、マップの全てを網羅しなくてもクリアすることができます。
 図鑑の取りこぼし要素もないため、 フラグ管理などに悩まされず探索 ができます。

追加シナリオ(本編後シナリオ)について

 追加シナリオは、本編の 特定のエンディング後に自動的に開始 されます。
 内容は ストーリー補完 のためのシナリオと 追加マップ が主になります。
 (これは、通常版がβ版からVer1.00に更新されたタイミングで追加されたものです)

使用素材について

 ほぼ全て、 既存の素材 を使用しています。
  配置や組み合わせ、テキスト などで独特の世界が構築されるように工夫はしていますが、
 素材単体での アート面のオリジナリティは現状ありません

エラー時について

 ごく稀に、 ウィルス対策ソフトの設定や古い環境でファイルの読み込みエラーが発生 します。
 その場合は、付属テキストの「 ※エラーが起きた時 」をご参照ください。
 また、 事前に無料の通常版で動作を確認 できます。(ホームページのリンクから)

補足

 ・ツクールのデフォルト機能として F12がソフトリセット になっています。
  スクリーンショットは、ゲーム内の機能( PrintScrnボタン )をご利用ください。
 ・ F5で画面の大きさを変更 できます。ALT+Enterで全画面表示になります。
 ・ セーブデータは60個 作れます。バックアップも兼ねて セーブの分割 を推奨しています。
 ・基本的に キーボードでの操作を想定 しています。パッドの設定はF1で開始できますが、
  ゲーム内のキー表示はキーボードのみ、マウスには対応していません。
 ・一部ダンジョンやイベントに 流血表現 があります。
  脅かしやホラーをメインとしたものではないですが 苦手な方はお気を付けください
 ・このゲームはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。